原子力発電所のメリット・デメリットについて

Writer: admin Type: regalmach Date: 2019-01-08 00:00
原子力発電所のメリット・デメリットについて経済の視点から卒業論文を書きたい学生です。まず初めに私は・経済学部経済学科の学生(卒論テーマは個人で決定可能)・エネルギーについての専門知識は乏しい・日本は脱原発をすることは難しいと現在は予想している・先進諸外国と発電費用の面で比較し考察したい・意見が偏らないように原発賛成・反対の2冊の書籍を参考にしたいと考えています。そこでこのテーマで卒論を書くにあたって、参考になる書籍(経済、発電コスト、原子力発電所)のおすすめをお聞きしたいです。補足現在時点で複数の回答を頂き以下の事を参考にさせていただいております。・反原発派の思想の入った書籍だけでは思想が偏る・原発賛成派の書籍も読むべきである・書籍だけでなく国家から公開されているHPのデータから読み取る更に、出来れば原発賛成派と原発反対派の方が書いたファンタジー思想ではない書籍をおすすめ願いたいです。何分、私自身もデータからその国の背景や経済、政治の事情までを読み取る力が及ばずそれをまとめてくれている書籍を読むことが理解する最善手だと考えているからです。この質問は、活躍中のチエリアン・専門家に回答をリクエストしました。###貴方が学生であり、卒論を書く、ということを信じて回答します。原発賛成、反対の書籍を参考にするのは良いとして、意見が偏る、という理由は正しくありません。論文なのですから、両者の情報を踏まえ、どちらが正しい評価ができているかを、科学的根拠に基づき論理的に判断して、論文を作成しなければ論文にはなりません。(感想文のようなレベルの低い卒論があるのも事実ですが)経済性(発電コスト)を評価するのは、意見、個人の思い込みではなく、客観的データ、科学的データ、根拠あるデータに基づく必要があります。勿論、下で典型的な「放射脳」であるyamada様が紹介した、反原発派の大島氏、金子氏の書籍も参考になるでしょうが、これが間違い(嘘)であることを洞察し、検証できる素養は必要です。そして、まず、政府が過去に3度(2004年、2011年、2015年)試算している、電源別発電コストの報告書を調べる必要があります。①長期エネルギー需給見通し小委員会に対する発電コストの等の検証に関する報告(案)2015.4②2011年コスト等検証委員会における検討経緯と結果について 2011.12③総合資源エネルギー調査会電気事業分科会コスト等検討小委員会 2004.3海外先進国の発電コストについては、IEEIのHPから調べられるはずです。ガソリン代が国によって違うように、発電コストも違いますし、電気代(産業用、家庭用)も異なります。また、太陽光、風力発電のような不安定電源の場合には、火力などのバックアップ電源が必要ですし、分散電源(小規模多地点)なので送電網構築費用も必要ですが、これらの費用が含まれず、海外では安くなった(確かに、砂漠では土地代が0で日照条件が良いので太陽光発電は、日本より安いでしょうが、夜間は発電できませんし、砂漠に送電線を構築するという費用を考えると、他の電源と比較して安くはない)というメディア情報には注意が必要です。なお、大島堅一氏は民主党政権時代の②の試算の委員でしたが、その意見は、3.11後の民主党政権時代であっても、少ししか取り入れられませんでした。何故なら、反原発思想のため、電源別発電コスト試算(新設プラントを対象とした本来の実力)の目的を外れ、原発の事故確率に非科学的数値を持ち出したり、原発だけ既存炉の実質稼働率で計算させようとしたり(火力も実質稼働率は低い)して、民主党政権下とはいえ、簡単に反論され、試算結果の信頼を失わせるからです。こういう事情を理解した上で、yamada様が紹介した反原発本を読むのも面白いと思います。なお、金子勝氏の著書は、まともな技術屋からみれば、トンデモ本レベルであり、問題外です。エネルギー問題に絡んだテーマを卒論に選んだのですから、上で紹介したIEEIのHP以外に、IOJ、GEPR、SNW、エネルギー問題に発言する会、原子力国民会議、日本エネルギー会議のHPを見ることも薦めます。ナイス0
###分かりやすく丁寧な助言を有難うございます。先進国と日本のエネルギー事情についてコストの視点から比較、分析をしている学者や書籍をご存じであればお伺いしてもよろしいでしょうか。
###この質問は投票によってベストアンサーに選ばれました!###原発問題は、後始末が大変ということ。プルトニウム239の半減期24,000年。カリウム40の半減期13億年。汚染土の浄化に幾らかかるか計算してみて!ナイス0
###大島堅一著『原発のコスト――エネルギー転換への視点』(岩波新書 2011年、第12回大佛次郎論壇賞受賞)『原発はやっぱり割に合わない』(東洋経済新報社 2012年12月)金子勝著『原発は不良債権である』岩波ブックレット 2012『原発は火力より高い』岩波ブックレット 2013 どちらも経済学者です。ナイス0

 

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