何でヨーロッパ王族・皇族の苗字って極端に長

Writer: admin Type: regalmach Date: 2019-01-11 00:00
何でヨーロッパ王族・皇族の苗字って極端に長かったり短かったりするの?例えば親子でも苗字が全然違ったりするけどもどうなってるの?母方の苗字の関係ですか?どういうルール?例フリードリヒ3世 (父親)↓フリードリヒ・ヴィルヘルム・ヴィクトル・アルベルト・フォン・プロイセン(息子)↑ヴィルヘルム・ヴィクトル・アルベルト・フォン・プロイセンはどっから来たの?共感した0###フリードリヒ3世の名前はフリードリヒ・ヴィルヘルム・ニコラウス・カール・フォン・プロイセンですよ。息子のフリードリヒ・ヴィルヘルム・ヴィクトル・アルベルト・フォン・プロイセンと比べてもそんなに差は無いかと。名前がやたらと長くなるのは・代々王家に伝わる名前を名乗る・親子兄弟が同じ名前になりがちなのでミドルネームをつける・洗礼名をつける・先祖や父母にあやかった名前を加えるといった事情があるから。例えばフランス王家なんかは先祖の名君にあやかって王子に「ルイ」の名を付けるのですが、男性の親兄弟親族みんな「ルイ」なので「ルイ・シャルル」「ルイ・フェルディナン」という具合にミドルネームを付けました。こうした王子が即位すると「ルイ〇〇世」となります。プロイセン王家のファミリーネームは「ホーエンツォレルン」ですが、ホーエンツォレルン一族の人はいっぱいいます。その中でも特に「プロイセン王」となった人は特別中の特別なので「フォン・プロイセン」と名乗るのです。その王の在位の間は「プロイセン王」は1人しかいませんから、それが一番判りやすいのです。こうしたファミリーネームは血統を表しており、時に「父方・母方」といった具合にファミリーネームを2つ並べることがあります。例えばマリア・テレジア(ハプスブルク家)と夫のフランツ・シュテファン(ロートリンゲン家)の間に生まれた子は「ロートリンゲン・ハプスブルク」を名乗りました。なおマリア・テレジアはオーストリア大公であるためハプスブルクではなく「フォン・エスターライヒ(ドイツ語のオーストリア。オーストリア大公を意味する)」を名乗っていました。ついでに言うとマリア・テレジアの娘は全員名前が「マリア」。マリア・カロリーネ、マリア・ヨーゼファ、マリア・エリザーベト、マリア・アントーニアなど。何でこんなややこしいことになるかというと、昔のキリスト教国は「聖書の登場人物から名前を貰った」からです。聖書には多くの登場人物がいますけど、縁起良いとかあやかりたい人物となると限定されますよね。数が限られるということは、名前が被りやすいということ。個体識別(笑)するためにミドルネームをつけたり、先祖や父母にあやかった名前を加えたりしていくので長くなるのです。アルファベット表記の国では漢字表記の国のように「先祖や父母から漢字一字を貰う」とか「同じ漢字だけど読みが違う」とか「違う漢字だけど読みは同じに」というわけにいきませんからね。「フリードリヒ・ヴィルヘルム・ヴィクトル・アルベルト・フォン・プロイセン」の場合、あそこの王家はだいたい嫡子の名前は「フリードリヒ」か「ヴェルヘルム」と相場が決まっておりまして。日本風にいうと「跡取りの名前は代々、太郎か一太郎だ」と決まってるような感じ。「フォン・プロイセン」は国王の称号みたいなものです。あとの「ヴィクトル」はおそらく母親の「ヴィクトリア」から取った名前で「アルベルト」は洗礼名ではないかと。ヨーロッパの名前についてはこちらのサイトがまとまっていたのでご紹介。ファンタジー小説を書く人のための雑学サイトですが判りやすいです。【西洋風ネーミング雑話】その姓、なにモノ??■改稿版http://ncode.syosetu.com/n1097dz/ナイス0
###>時に「父方・母方」といった具合にファミリーネームを2つ並べることがあります。リンク参考にさせていただきました。その父方母方で気になったのですが国別で並べ方にも差異があるのでしょうか?違う場合国際結婚したりすれば父方と母方のどちらの国の慣習が優先されるのでしょうか?フランスで流行ってる籍を入れない事実婚の場合は?例えば貴族の方と内縁関係や養子になっても貴族の名前を子孫の方が付けられるのでしょうか?http://www.hirokom.org/minpo/siryo01.html
###勉強になりました。###ヨーロッパの人達に、「苗字」(名字)は存在しません。名字(氏・苗字)を使うのは、日本人以外知りません。韓国や中国では、『姓』を使い、名字は使われません。ヨーロッパでは、ファミリーネームまたは家門を使用し、名字は使用されません。「フリードリヒ・ヴィルヘルム・ヴィクトル・アルベルト・フォン・プロイセン」の場合、「フリードリヒ・ヴィルヘルム・ヴィクトル・アルベルト」が名前で、「フォン」が貴族である事を示しています。「プロイセン」は、出身です。つまり、「プロイセン王家のフリードリヒ・ヴィルヘルム・ヴィクトル・アルベルト」ということを示しています。名前が長いのは、ヨーロッパでは、名前の数が少なかったため、区別するために、仕える名前を組み合わせた複合ネームが広く使われていたからです。ナイス0
###ヨーロッパには厳密には苗字が無いなどの説明は面倒なので省きますが、フリードリヒ3世のフルネームはもっと長いんです。そうであるのに短く表記されるのは王や皇帝が「その国を代表するたった1人の人物」ナンバーワンにしてオンリーワンであるからなのです。「神聖ローマ帝国皇帝であるフリードリヒ」は同じ時代に1人しか居ませんよね。だから「フリードリヒである(ドヤァ」で他人に済ませられるのは皇帝フリードリヒだけであり、他の同名のフリードリヒならば「どこのフリードリヒだよw」となるのでフルネームで名乗る必要が生じます。しかしそれだけだと歴史上、何人かの「皇帝フリードリヒ」が居て紛らわしいので代襲として1世、2世と区別を図るのです。たとえば、現スウェーデン王であるカール16世グスタフのフルネームはカール・グスタフ・フォルケ・フーベルトゥス・ベルナドッテとなりますが、単にカール16世で通りますし、それを他人に了解するように求めることができます。それは「スウェーデン王であるカール16世」が彼1人しか居ないからなんです。子供の名前については、たとえば後継者と定められた男子に限って与えられる名、女子限定の名、称号名など複雑な理由が存在するので割愛したいと思います。ナイス0

 

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